技術研究所
騒音,振動, 衝撃分野の
技術発展を先導するNSV技術研究所です。
建築物の騒音・振動の影響評価
Structure Noise & Vibration Evaluation
建築物の騒音・振動の評価
Structure Noise & Vibration Evaluation

建築設備など騒音・振動を発する装備が稼働する際の、被害予想地点における使用性の評価 (振動/微振動、動剛性、空調騒音、透過騒音など)

必要性
01
苦情の予防
建物の運用に関連する設備の稼働時の、 騒音/振動による住民からの苦情を予防
精密装備の設置区間における振動の影響性を確認
苦情発生による企業イメージの 損傷、及び被害補償による経済的な被害 に対して事前に対処
02
事前の影響性評価
資料の検討及び現場の調査による原因分析
新規の事業場(精密装備施設)の設計時、構造物での精密装備の使用に適した振動影響性の評価
空調室/機械室の上下部の階間振動、及 び空調騒音の伝達による影響性を予測
03
最適の対策
Simulationにより騒音・振動発生源への 最適の方案を設計
過度な設計による施工費の増加を防止
事前の予測を通じた不十分な投資による二重投資、及び過度な設計による過剰投資
PROCESS
騒音/振動発生源(回転体の設備、拡声器、重装備、歩行衝撃、配管など)
建築図面/構造図面など設計関連資料の検討
ANSYS / NASTRAN / RAYNOISE
解析 Modeling
Simulation 及び Level Contour の作成
解析結果の検討
最適案を引き出す
発注先との協議(経済性、設備の運営性)
対策案の確定
評価例1
半導体工場(微振動の検討)
Semiconductor factory (Micro motion review)
プロジェクトの概要

- 半導体工場の新築
- 工場運営の際、設備からの振動による精密装備の設置区間に対する微振動を検討
- 精密装備の許容基準と比較した後、超過している場合は防振対策を適用
- 防振対策-HD-MAT-50T及び除振台を利用した防振
- 防振対策の後、振動の推奨基準を満足

3D Modeling
現況の予測
微振動の解析結果を比較
防振対策
CASE1 - ダンピングマットを利用した防振対策
CASE1 - Air-Spring Mount の設置による除震 System
評価例2
オフィスビル(騒音/振動の検討)
Office buildings (Vibration / Structure noise review)
プロジェクトの概要

- 新築のオフィスビル
- オフィス区間及び居住区間に対する建物内部の設備(空調機、pump、冷却塔) などから発生する騒音/振動の影響性を検討
- 振動/騒音の推奨基準と比較した後、超過している場合は防振対策を適用
- 防振対策-防振スプリング及びPO-MAT-50Tを利用した防振
- 防振対策の後、振動/騒音の推奨基準を満足

3D Modeling
現況の予測
振動の予測
騒音の予測
防振対策
空調室全体の二重床の詳細図
SIROCCO FAN 防振の詳細図
MULTI STAGE PUMP DETAIL
対策後の予測
振動の予測
騒音の予測
評価例3
病院(振動の検討)
Hospital buildings (Vibration review)
プロジェクトの概要

- 新築の病院建物
- 精密装備区間(手術室)に対する地下鉄及び建物内部の設備(空調機、pump、冷却塔) などから発生する振動の影響を検討
- 振動の推奨基準と比較した後、超過している場合は防振対策を適用
- 防振対策-防振スプリング及びPO-MAT-50Tを利用した防振
- 防振対策の後、振動/騒音の推奨基準を満足

3D Modeling
現況の予測
振動の予測
防振対策
地下鉄振動への対策:Po-mat 50t (防振マット)を利用した防振対策
室内設備の振動への対策:HD-MAT-25t (ダンピングマット)を利用した二重床システムの適用
対策後の予測
振動の予測